札幌の飲食業を内緒で応援する税理士です。

 ご存じの通り最近は少ない資本金で法人の設立ができます...

 しかしながら...

 資本金が少額でも事業に必要な資金は少額ではないことがほとんどです...

 これまた不思議なことに資本金で賄えない資金は社長の個人資金を投入してやり過ごす...

 社長とはいえ会社にとっては他人様ですから...

 投入された社長の個人資金は会社にとっては「借入金」になります。

 零細企業(1人会社など)の場合、会社と社長は一心同体ではありますが...

 お金のやり取りについてはしっかりと公私を分離しなければなりません...

 特に会社のお金を社長に還流するようなことは絶対的にNG...

 社長が会社からお金を借りるには借用書の作成や利息支払いに加えて約定通りの弁済が要件になります...

 要件を満たせないと役員賞与(給与)と認定される可能性が...

 一方で...

 社長が会社に資金を融通するのはあまり問題が生じません....

 だから安易に役員借入金の残高が右肩上がりになることも(汗)

 役員借入金は一般的にはすぐに弁済すべき負債(短期借入金)になります...

 短期借入金というのは結構なクセ者でして...

 金融機関が財務内容をチェックする際に高額な役員借入金残高が良く問題になります...

 短期借入金というのは急いで返済する借入金ですから金融機関にしてみると事業資金を融資しても短期借入金の弁済に充てられてはたまらん(汗)となるワケです...

 これまた金融機関はある意味クールに「社長~債務免除してくださいよ」となったりするのですが...

 債務免除益も立派な利益ですから課税所得が生じれば税負担が...

 滅多にないことですが相続発生時はバリバリの債権(相続財産)になりますしね(汗)

 社歴ウン10年の会社で役員借入金残高が億レベルになっているなんてこともあったりします....

 零細企業の会計実務では役員借入金(短期借入金)は調整勘定のように活用されることも否定できませんけど...

 年に1回くらいは売上や原価&販管費などの損益面ではなく資産や負債の規模や内容をチェックしたいものです。

 わかっているけどついつい....

 役員借入金を甘くみてはいけません。


北海道札幌市ランキング

にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 札幌情報へ
にほんブログ村
「ポチッ!」としていただけると励みになります<(__)>

スポンサーサイト



 札幌の飲食業を内緒で応援する税理士です。

 飲食店を開業するのに必要な資金っていくらでしょう?

 もちろん業種、店舗の規模や立地によって必要な額は異なりますけど...

 例えば...

 すすきので20坪(坪家賃1万円)の路面店の居酒屋を開業しようと考えれば...

 テナント入居に必要な資金だけでも

 店舗保証金(100万円~)
 仲介手数料(20万円)
 前家賃&家賃(20万円×2=40万円)
 居抜き譲渡費用・店舗内装費用・厨房機器(居抜きであれば0円~300万円程度・新規工事であれば坪単価50万円~20坪で1000万円~)
 これに半年程度の運転資金&オーナーの生活資金が必要です。

 上手に格安の居抜き物件をゲットできても500万円+運転資金&生活資金...

 新規設備であれば1500万円以上の資金が必要です。

 しかし...

 独立を目指して飲食店で働きながら1000万円単位の貯金をするのは難しい...

 資金が準備できた頃には老人になってしまうというようなことになりかねません(汗)

 そこで開業資金の何割かを融資によって賄うということを検討することになります...

 私の経験上、創業時の融資は銀行・信金よりも公庫(日本政策金融公庫)からの融資がおすすめです。

 日本政策金融公庫とは政府が出資している融資専門の金融機関で中小零細企業の事業資金融資に特化した運営を行っています。

 一般の銀行・信金で融資を受ける場合に必要な信用保証協会の保証(保証料が必要)も不要で代表者の連帯保証のみで融資が受けられます。

 公庫に融資を受けるとしても、やはり自己資金は必要です。

 これまた私の経験上、必要な開業資金の30%以上は自己資金を用意することが望ましいと思います。

 したがって開業資金が1500万円必要であれば500万円程度は自己資金を用意して1000万円は融資によって賄うというような感じになります。

 でも...

 これは一般的な数字の話であって...

 自己資金は多ければ多いほど安心ですし、仮に格安居抜き物件で開業資金400万円でスタートできたような場合などは自己資金100万円で300万円を融資でいいのかというとそういうものではありません。

 開業資金が低廉で済むような場合に盲点なのは開業後の運転資金や生活資金です...

 特に生活資金を軽視する場合が多いのでしっかりと積算したいものです...

 事業経営にとって資金繰りは一生ついてまわる悩みごと...

 しかも、なかなか相談相手もままなりません...

 開業を検討する際にはできるだけ早期から資金繰り&経営について経験豊富な税理士に相談することをおすすめします。 

 相談が早ければ早いほど道に迷いませんからね...

プロフィール

northstartax

Author:northstartax
これから札幌で飲食業を起業しようと考えている方を応援するために経営や税金のちょっとした知識を日記で書き綴っていきます。
個別のご相談はお気軽にメールフォームからお問い合わせください。
(札幌市内の飲食業を起業・経営されている方に限らせていただきます。)

最新記事
月別アーカイブ
最新コメント
コメントは管理者が承認したもののみ表示されます。
リンク
相互リンクをご希望の方はメールフォームからご連絡ください。
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

タイバーツレート
カレンダー
02 | 2020/03 | 04
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
検索フォーム
ブログ内検索ができます過去記事チェックにご利用ください。
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

カテゴリ
QRコード
QR
訪問ありがとうございます
人気ブログランキング